ハワイ移住8ヶ月目ーミドルスクールに入学《長女ー6年生編》

こんにちは、ハワイぐらしです。

ハワイ移住8ヶ月目の話です。

中学校はミドルスクール。でも小6から中2まで。

こちらの小学校は5年生まで。(学区によっては6年生まである学校もあります)
6、7、8年生(小6、中1、中2の学年)からは、ミドルスクールー中学校になります。とても多感な時期、小学校のワイワイした感じとはうって変わり、
男女共に、生意気盛り、背伸びしたいけど、色々ついていかない、難しいお年頃です。長女は、ハワイに小5の途中から来たので、小学校は5ヶ月のみ通い、8月からはミドルスクールに入学しました。

ミドルスクールのスケジュール

基本的に小学校と時間帯は変わらないです。
8時ごろ始まり、水曜日は1時半前後に終わり、その他の曜日は2時15分前後終わり。
その後は、部活があったり、バンド練習などがあったりします。

1年1組、などというクラス分けは無く、生徒達は各教科のクラスへと移動します。
理科の時間は、理科のクラスへ移動。
数学の時間は、数学のクラスへ移動。
その時に一緒になる生徒もバラバラ。

アメリカは、中、高、大学、とこのスタイルです。
自分で取るクラスを選択し、レベル上げをして行き、次のレベルのクラスを取る。
なので、中学から一気に、個々の自立精神、自己責任スタイルを意識しないとなりません。

↑教科書は、日本のものに比べると、とても分厚くて、持ち運びが大変。
学校から貸し出しされ、学年が終わったら、返却します。

ミドルスクールのELLクラス

生徒達の必須科目は、English(国語)Social Study(社会)Math(数学)Science(理科)Foreign Language(外国語)PE(体育)Elective (Art, Music, Computerのどれか)です。

長女のミドルスクールでは、ELLの生徒達は、外国語、PE(体育)の授業の代わりに、ELLの授業を取るスタイルをとっています。

なので、ほぼ毎日、50分ぐらいELLの授業があります。
25人くらいの大きいクラスで、日本語、中国語、韓国語を母国語とする生徒達が大半です。
ELLとは、母国語を英語としない子供達に、英語を教えるプログラムです。

年に1回(1月〜2月)の全国共通テストで英語力を図り、学年レベルの英語力まで達していると、ELLから卒業できます。

余談ですが、私の高校時代は、English(国語) も Social Study(社会)も、ELLの子供達専用クラスがあったので、そんなに難しくなく、授業の進み方もゆっくりでした。

でも、今は中、高、各専科のELLクラスがある学校は少ないようです。
予算の関係なのか、需要がそんなに無いのか…

気が張っているローカルクラス、落ち着くELLクラス

姉さん、この教室にいる時が、とても落ち着くと言っていました。
日本人のお友達がたくさんいるので…

気持ち、痛いほど、わかります。

私は高校からハワイでの学校生活をはじめましたが、
このELLクラスの、落ち着くことといったら…。

ローカルの子達と一緒のクラスは、進みが早くて、
みんながノート開いて、何か書き出そうものなら、

はい、もうパニック!!

「何書くの?」とつたない英語で隣の子に聞いてみても、
何言っているんだかわからないし、
かろうじてわかっても、英語で書けない…(笑)
そうこうしているうちに、宿題になってしまう…自分の無力さを毎日のように感じるわけです。
でも、ELLクラスでは、みんな英語が得意では無い。
そして先生もそれに慣れている。
そういう子供達に教える術を持っているので、わかるように、教えてくれるのです。
そうすると、無力な自分も、ちょっと英語わかってきたんじゃない?
と、小さな自信につながるわけです。
そして、日々の緊張を解いてくれるのが、「日本語で話す、日本人のお友達」なわけです。
あと、「つたない英語でもお互いに話せる、ELLのお友達」。
当時も中国や韓国の子が多かったです。
中3の私は、来て1ヶ月くらいが、ホームシックのピークだったけれど、
やはりお友達ができたから、なんとか学校に行けてた気がします。

昔の自分と、娘の奮闘ぶりがオーバーラップ

娘をみていると、本当に中3の時の自分をみているようで、なんとも不思議なのです。
辛かった思い出や、楽しかった思い出が、次々にフラッシュバックして来ます。
放課後も、このELLクラスにて、STUDY HALLという補習、宿題ヘルプを毎日!4時までやってくれています。
(実にありがたいです)
娘も毎日行くようにしていて、お友達や先生に聞きながら、宿題をやっている…はず。
ちょっとお話に夢中になることもあるようですが…まあ、楽しいらしいので。

積極的に、英語の友達を作って、英語を話していけば、すぐに英語も上達する。

そうですね、これが、
いわゆる、「理想」ですね。
でも、年頃の子供達は、難しいのです。
毎日、英語で授業を受けて、気を張っているので、気を緩められる場所。必要なのです。
それは、家でもいいし、学校の中ならELLのクラスだったり、気の許せる友達との時間だったり。

いろんな段階、順序、きっかけ、その他もろもろ、あるので、焦らず、いっこづつ。

一年目の、この思春期入り口の姉さん、かつての私。
ピリピリしていたけれど、良く頑張っていた。お疲れ様。

ミドルスクールの教科書

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