ハワイ現地校と日本の遠足(Field Trip)の違い

こんにちは、ハワイぐらしです。

先週は、長男の学年が1週間に2回もフィールドトリップがあり、
弁当、弁当!!と忘れそうになりました。

今回は、現地校のField Trip(フィールドトリップ)についてです。
日本の学校で言うところの、遠足、社会科見学に当たります。

ハワイの子供達、Field Trip(遠足)では、どこに行く?

学校によって違いはありますし、公立か私立かによってもかなり違いますが、
公立の一例として紹介します。

小学校ーエレメンタリースクール

キンダー、1年生だと、動物園(Honolulu Zoo)チャッキーチーズ(Chucke Cheese)
2年生ーHoomaluhia植物園プランテーションビレッジ
3年生ーパールハーバー
4年生ー地層を勉強するーオアフ島半周ツアー
5年生ー2泊3日のキャンプ(修学旅行みたいな形)
1年のうちに、どの学年も2、3回は、Honolulu Theatre for Youthに劇を観に行きます。

中学校ーミドルスクール

6年生ーマカプウライトハウスーハイキング
7年生ーIce Palace
8年生ーWet’n Wild

高校ーハイスクールになると、特にField Tripには行きません。

ミドル、ハイスクールでは、部活動やバンドに入っていると遠征旅行がある場合があります。
アメリカ本土に行くこともあるので、そのためにFundraisingをしたりします。

日本とハワイの遠足の違い

ハワイのField Tripはかなりカジュアルです。
まず移動手段は、大抵スクールバスです。オレンジのバスが学校に迎えにきます。
日本みたいに、重い荷物を背負って、1時間歩いて行く。とか、絶対に無いです。

余談ですが、私の行っていた日本の中学校では、1年に1回、30km歩く。というイベントがありました。全校生徒で…川沿いをひたすら、荷物を持って15km地点の沼がある公園まで歩き、そこで弁当を食べて、折り返して歩いて帰る。という修行のようなイベントがありました。

熱心な部活の先生は、何を思ったのか、帰りは部で行動、そして走って帰る。
など全然楽しく無いルールを敢行していました。

ハワイの遠足は手ぶらで行く

日本の遠足の荷物、多いんですよね。
遠足の前に必ず作る or 配布される「遠足のしおり」に記載されているもの。
筆記用具、敷物、お弁当、お菓子(300円までとか)、水筒、着替え、ゴミ袋、雨具、帽子
をリュックサックに入れて、自分で持ちますね。
歩きの遠足もザラにありますので、これを持って、かなり長い距離、長い時間を歩き目的地まで頑張らなければなりません。
1、2年生には結構苦行だと思うんですね。

ハワイの遠足、荷物無しです。
全員手ぶらで行きます。
最初、すごくびっくりしました。何も持って行きません。
一応、お弁当、水筒は持って来るように。服装は、クラスのTシャツと、靴。ということは言われます。
このシンプルすぎるルールを忘れて来ると、
なんと、遠足に連れて行ってもらえません!!
弁当忘れて、靴履いていないと、朝時間があれば親に連絡が来て、持って来てもらえれば行かれますが、
連絡つかないと、置いてけぼり…他の学年のクラスに一人だけお世話になる。
…という非常に肩身の狭い思いをすることになりますので、これだけは持って行かせないとなりません。

お弁当は捨てられる容器で

そう、そしてお弁当。
これは、「捨てられる容器に入れて来るように」と指示があります。
水筒も、水筒じゃなくて、「捨てられる、ペットボトルの水」の指示です。
エコじゃ無いですね…。

日本の遠足のような、キラキラなお弁当は、皆無です。
我が家は、いつも持たせるもの、決まっています。

スパムむすび弁当

見栄えが全くよろしく無いですが、「スパムむすび2個、枝豆、ぶどうかみかん」をジップロックに入れる。
です。これに、シャーピー(油性マジック)で子供の名前を書いて持たせます。
このジップロックは、教室で先生が回収して、移動用クーラーボックスに入れます。
水のペットボトルも、名前を書いて、同じく回収。
クーラーボックスは、先生か引率の保護者が持ち、スクールバスに入れます。

なので、子供達は手ぶら。な訳です。

弁当は、購入派も多数です。
こんなものも売っています。

lunchableの棚

Lunchabules(ランチャブル)

ジュース、ピザ、スナック(チョコバーとかクッキー)セット。
ジュース、サンドイッチ、スナックセット。
などなど…。とても美味しいとは言えないのですが、なぜか子供達は大好き…。
このボックスを買って、持たせればいいので、楽は楽なんですけど。
1年に1、2回だけせがまれて、買うことになります。

朝、「あ!今日Field Trip!忘れてた!!」となったら、スーパーに寄って、これ買って持たせればオッケーです。
負い目を感じることはありません!
クラスの半数はこれなので(笑)

あとは、事前にフォームが配られ、親がサインして、集金があります。
これも忘れていると…子供が行かれなくなりますので、要注意です。

日本の遠足みたいに一日仕事でなくて、2、3時間で帰って来たり、
半日で帰って来て、弁当は教室で食べる。とか本当にカジュアルです。

保護者のボランティア引率も、募る時があります。
子供の様子もわかりますし、子供達とギュギューのスクールバスに乗って、揺られるのも楽しいです。
ぜひ、引率は行かれてみてください。

遠足の行き先は、楽しいところばかりですし、勉強にもなるところです。
まだ行ったことが無ければ、是非是非、訪れてみてくださいね。

私は、次のパールハーバーに引率行きたいなあ。と思っています。
でも費用は自腹になります…。

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