ハワイ移住11ヶ月目ー日本語学習が遅れていく焦り《長男8歳編》

こんにちは、ハワイぐらしです。
本日も少し振り返り記事になります。
3年前のこと、今だから言える、当時の葛藤シリーズです。

日本語での学習をキープする必要があるのか。

日本の学年レベルの学習についていく必要性は、今の所、必要ないです。
日本に当面は帰る予定は無いですし、こちらの現地校に楽しく行っているので。

日本に夏休みに帰った時に、公立小学校に体験入学をしています。
2、3週間だけなので、勉強についていけてるのか、なんて先生も友達も本人も気にしません。
楽しく友達と遊んで、給食食べて、授業は邪魔にならない程度に聞いています。
案外、親が一番気にしているんじゃ無いかなあと思います。

でも、移住したての一年目は、まだまだ英語が出来なかったので、
せめて少しでも出来る日本語の勉強は遅れられない!と私も意気込んでおりました。

長男は、当時2年生。
漢字もしっかりとやらせないと。九九もしっかりと覚えさせないと。
と思って頑張っていました。(私が)

漢字の書き取り練習が苦行

当時2年生だった長男の漢字練習。
見返してみたら、結構すごいので、載せておきます。

↑意味はあってます。

↑象形文字みたいです…会議してるのか、食卓なのか…

↑あまりにも書けてなくて、「楽しい」は、私が書いたものです。
「走る」が、すごいことに…。

これを見た姉さんが、
「『鳴く』は、あまり使わないけど、『走る』と『楽しい』は大事な漢字だよ。
覚えておいたほうがいい」
と言っていました。

正論です。

しかし、1個覚えたら、1個忘れる。というレベルでした。
なかなか使う機会もないですし、漢字という記号をただ覚えなければならない。
というプロセスは、意味がわからない。という感じでした。

ここから3年経った今、長男にテストしました。

「楽しく会話する」は、きちんと読めています。
「長い」も書けます。
しかし、「走る」は書けませんでした…。

学年レベルの5年生の漢字は、ほぼ書けませんが、
2年生ぐらいなら、当時よりは読めるし、書ける。
結論、3年ぐらいかかって蓄積されれば、ちょっと頭に残っている。という感じでしょうか。

九九の暗唱は、漢字以上に苦行

日本語の暗唱九九に、2年生で、トライしましたが、これが本当に大変でした。
とにかく、言って覚える。
は、暗記が苦手な彼には苦行でしかありませんでした。

本当に覚えないので、私は常に怒り気味。
彼は泣き叫んで、やりたく無い。と言っていました。

姉さんが、「これは、覚えた方がいい。今、私がやっていることは、将来役に立たなそうだけど、九九は一生使うからね」
と、九九の重要性を指摘していましたが、彼の心には全く響かず。

色々な方法を試しましたが、2年生の終わりになっても、7の段からはもう、無理。
諦めました。

今、5年生になりましたが、やっと…掛け算はできるようになりました。
九九を覚えているのかどうかは、定かでは無いです。
時々間違えています。

やはり、3年かかって、掛け算も定着してきた…感じです。

長いですね、3年って…。

英語も日本語学習も、石の上にも3年の覚悟で。

「石の上にじっと3年も座っていれば、石も暖まる」ということから)どんなに辛くても辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくると言うこと。

https://ja.wiktionary.org/wiki/石の上にも三年

このことわざ、3年間も我慢しなきゃいけない。という意味ではないようです。
長い間ー3年間という比喩なので、1年でも、3年以上でも、努力すれば、いつかは報われる。ということですね。

ただ、3年間、辛いのに我慢して、やり続ける。というのは、違う。と思います。
本当に辛かったら、辞めればいいし。

英語や日本語学習では、すぐに結果は出ないけど、時には辛いけど、段々と身につくよ。
今すぐ、できるようにならないけど、怒らないでね。泣かないでね。
そこそこにやっておいたらいいよ。

適当でも大丈夫です。
そこに、「好き」が加わると、倍速で加速しますから。
長男は、オンラインゲームでのチャット機能で、友達との英語会話力が、3倍速ぐらいに加速しました…。
漢字と計算の加速は、まだやって来ません(笑)

そして、今現在は、4年間じわじわと続けて来た日本語学習をちょっとお休みしようかな。と思っています。
その辺りの経緯は、こちらの記事にて。

英語力が高まってきたけれど、日本語が失われ始めるステージに突入したら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です