ハワイ移住2ヶ月目ー5年生の算数文章問題が難しい

こんにちはハワイぐらしです。
3人の子供たちとハワイに移住、長女は小学校5年生でハワイにきました。
英語は全く話せませんでしたが、ローマ字を日本の学校で勉強していたので、アルファベットは書ける。ローマ字風には読める。というレベルでした。

5年生は、ハワイでは小学校最高学年。
学校のお勉強もそこそこ難しいわけです。

お姉さんは、日本では物語を書くのが大好きで、日本語能力も高く、
お勉強もできる、感も良いタイプ。
下二人の男子のように「宿題しなさーい」とか言われてない人です。
なので、英語の読み書き、そしてそれを含めたお勉強全般、この3年で着実に力をつけてきました。

そんな彼女でも、やはり初めの頃は、英語の授業や宿題は、難しかったです。

英語も算数の文章問題は難しいし、カルチャーショック

これは、来て2ヶ月くらいの時にやっていた算数の宿題です。
いつも10問くらい文章問題がでます。
数式自体は簡単で、答えも選択式なのですが、なんというか、文章がかなりまどろっこしくて…
そして、なんか、アメリカっぽい。

「ジョアンナ、デイナ、トレイシーはトレールミックスをシェアします。ジョアンナは0.125パウンド食べました。デイナは0.1パウンド食べました。トレイシーは0.12パウンド食べました。どのリストが多い~少ないトレールミックスを食べた順を表しているでしょうか」

うーん、ジョアンナ、トレイシー、デイナ。女の子のお名前ですね。
それも、最初はわかりませんでした。

トレールミックスって?パウンドって何?っていう感じで、問題を解くより先に
疑問点が多過ぎて、次に進むのが一苦労でした。
(ちなみに、トレールミックスは、ナッツと・チョコ・シリアルとか混ざってるスナックです)

おそらく、この時に初めてパウンド(1lb = 454g) という単位を知ったんだと思います。
いまだにアメリカは、ヤード・ポンド法なんですね。
世界国々の中で、メートル法を用いずに、ヤードポンド法を用いている国は、アメリカ、ミャンマー、リベリアのみ。
とウィキペディアに記載があるのですが…。
どうしてなんでしょうね。

その後も問題は続きます。

「トレイシーは、14日間のバケーションの為に$425貯金しました。1日あたりいくらぐらいまで使えるでしょう?」

5年生?偉い。

「タイロンは2.25パウンドのスイスチーズと、4.2パウンドのターキーをデリで買いました。ふたつ合わせると約何パウンドになりますか?」

日本の5年生は、デリでスイスチーズ買わないですね。いや、ハワイの5年生も買わないかも。
でも、セブンイレブンでスパムむすびは買うかも。

「リンは毎日、犬を散歩させて、お金を稼いでいます。散歩料金は、1ヶ月に1匹なら$40、2匹なら1匹あたり$37.25、3匹なら1匹あたり$34.50、4匹なら1匹あたり$31.75です。ペットストアーは、彼女に8匹の散歩を頼みました。このパターンが続くとすると、リンは、1匹あたりいくら請求することになるでしょうか?」

やはり、アメリカは5年生でもお金を稼ぐんですね。というか、
アメリカの子供達は堅実で手堅く稼ぎ、貯金する。
おつかいに行きました。とかじゃないんですね…

文章問題からもカルチャーショック。

姉さんは、登場人物の名前さえ読めない…。状態でしたが、2ヶ月経ち、なんとか短い文章なら自分でやるようになりました。

しかしこの問題、何が書いてあるのか全くわからない。と言っていたので…

娘「レストランには100人います。ってことかな?」

私「うーん、そうじゃないな」

娘「hasってなに?boothは?thatって『あれ』ってことでしょ?」

私「hasは、haveのことでー、itとかheとかsheの時はhasを使うの。boothは、仕切り席とか。thatは、あれなんだけど、その後に続く説明との連結させる言葉でもあって…」

娘「なんだか全然わからないよ、だから結局なんなの?」

…今読んでも、この問題は、かなりわけがわかりませんね。
3年半経った今、改めて姉さんに、この問題を読んでもらいました。

「えーなにこれ?わけわかんない」と言っていました…。

ちょっとこの問題は、不思議な文章ではあります。

1ヶ月後に転校した先では、この文章問題が入ったドリルは使用していませんでした(笑)

単語を調べる、日本語に訳す、をしなくなることが次のステップ

この頃は、わからない単語があったら、調べて、日本語で書いて、っていう作業をしていました。
そのうち、その作業が間に合わなくなり、
これはもう、英語で考えて吸収するしかないよな。って気付くようになります。

読まなければいけない英語の量が多くなり、1行につきわからない単語が何個も出てくると、
もう調べても書ききれなくなるし、自分でもこんなにわからないのかー嫌だな…とげんなりしてくるんですね。
そうなると、絶対にわからなくて、これがわからないと、話の大筋がわからない。
という単語のみ調べるようになります。
あとは適当に流していくようになっていきます。
そうすることによって、読む量が増やせて、たくさん読めるようになっていきます。

どれぐらいで、そういう状態になっていったのか、今度姉さんに聞いておきます。

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